葉っぱ日記

日々のあれこれを。気づいたままに書いています。

どんより②

とりあえず
ためしに

この
「鬱々感」のもつ
「どんより」とした
感覚にフォーカスしながら

「あなたはいつから
私と一緒にいるの?」

とたずねてみたのです。

そしたら
「生まれる前から」
「身体ができる前から」
という答えが
ふと浮かんできました。

え?身体ができる前?
ちょっとびっくりして
念の為に確認すると

「そもそもはじめに
これがあった」

「私はこれそのもの」 

なんだって!(笑)。

そうか。私は
この「どんより」そのものなのかぁ。

ここから
スーっと
何かが紐解けるように
するすると
伝わってきました。

これまで
私は
生まれてから学んだ
価値観や思考で
この命を
「ああさせたい
こうさせたい」と
散々
こづきまわして
ふりまわし
あげく
「ダメだ、出来ていない」と
責めたりして

努力しなくては
頑張らなくては、と
いつも自分を
駆り立ててきた。

その度に

この私の
意識による
「企て」そのものを
一蹴し

本来の「命そのもの」へと
還ろうとする。

それがこの
「どよ〜ん」なのだと。

ここにあるのは
私が「知っているつもり」でいる
この馴染みの私ではなくて

もっともっと
大きく深く
エネルギーと
不可思議に満ち溢れた
「命」そのもの。

この大きな「命」を
小さな意識で
言葉で、価値観で
しばりつけようとしてきた。

それはまるで
象の頭のてっぺんにいた
小さなアリが
自分ですべてを
操っていると

錯覚し

「思い通りにならない」と
大騒ぎしては、嘆くようなもの。

自分に世界に
絶望するようなもの。

だから「そうではない」と
この「どんより」は
定期的にやってきては
私に伝えていたようなのです。

ここまで
何かが見えてくると
ずーっと
どんよりと
霞んでいた視界が
クッキリと晴れ渡るような
感覚がしました。

「おもしろいなぁ」
もう、何もしたくないから
この「どんより」に
フォーカスして
とにかく力を抜いて
しばらく
暮らしてみようと
思います。