ごめんね。

「解離」する癖がついていると
「ありえない」くらいボンヤリします。

たとえば、お風呂にはいって
しばらくして
「あれ、私、身体あらったっけ？」
ってなったりします。
それで、アカスリタオルを触って
湿っていたら「洗ったなぁ」と
なんとなく確認したりします。

それで、昨日。
母と子ども達とお出かけしまして。
帰りの駐車場でまさかの駐車券がない。

あれ？！探してもなくて
後続車がきて、クラクション。
「すみませんすみません」って
脇にどいて、探せど、探せどないのです。

私と正反対のきっちりした性格の母は
「なんでないの？！さっきわたしたよ！」
と、責めモード（笑）。
「お母さんのポケットでさっき見たけど、私、もらったっけ？」
「そんなことも覚えてないの？今しがた、ハイッて渡したよ！その後のことまで私が確認しないとダメなん？！ハァーッ（ため息）」

私の人生では、よくあることなので
「そうか。また全然記憶にないけど
きっと、受け取ってどっかおいたんやな」
と、頭をかしげ、
自分をどこかで責めながら探します。

で、散々探してもないので母に
「ちょっと念の為お母さんカバン見てくれる？」
って、母のカバンを見てもらったら。
母が持ってました〜（笑）

「あら、あったわ」だって〜。

何とか無事に駐車場を出て、帰宅。
ドッと疲れました。

遅めの夕食では
長女が眠さと疲れで
ゴネはじめまして。

コップに入った牛乳を立て続けに
3回連続でテーブルにこぼし
3回目はあきらかにコップをさかさにして
「わざと」感があったので
「そんなんしたら、イヤよ。
お母さんも牛乳さんも困る、ダメ！」って
長女の目をみてキツめに叱りました。

そしたら、うわぁ〜ん！！って。
大きな声で泣き始めて。

泣きながら
「牛乳はいってるか、わからなかった〜」
「お母さん、怒ってごめんねっていうて〜」
って言うのですね。

「そうか〜。わかったわかったごめんね」
って長女に謝りました。

そしたら
「これや。私、今日のこと、
散々責められて、謝ってもらってない。
私も、母に謝ってほしいよ〜！」って。
込み上げてきました。

そういうモヤモヤから
必要以上に長女に
強くあたっていた自分にも
気が付きました。

まだ泣くから、抱きしめて

「みぃちゃん、なんにも悪くないよ。
　怒ってごめんね〜」って
今度は心をこめて伝えました。　

そして自分自身にも心をこめて
「何にも悪くないよ。ごめんね〜」って
伝えました。

そして、少し迷ったけれど母に言ってみました。

「何か引っかかる、と思ったら。
お母さん、今日のこと
ちょっと一言謝ってもらえる？」

そしたら、母がやっと
「ごめん。悪気はなかったんだよ。
すみませんでした」って。

謝ってくれました。

もう、それだけで、スッキリ。
ありがとう。

そう、私は何にも悪くなかったよ。

娘のサポートで
大切なことに気がつけた夜でした。