葉っぱ日記

日々のあれこれを。気づいたままに書いています。

そうか。そんなにイヤなのか。

結局のところ
私は
苦手なんだろうなぁ。

「イライラ」とか
「ムカムカ」とか

「ドンヨリ」とか
「グッタリ」とか

「ビクビク」とか
「グサッ」そして「バタリ」とか(笑)…。

生きる上で
必ずくっついてくる
こういうあれこれに
やたらと疲れて

疲れ果てて
ホトホト
嫌になっているんだろうな。

そういうところがあるな、うん。

生きながらにして
「死んだあと」みたいに

どっかで
こういうことから
完全に
自由になろうと
している。

なんてことだ。 

それは
やっかいだよ。

そこから
はじめたから

せっかくの
「愛したい」が
「慈しみたい」が 

変な方に
進んでしまって
道に迷っちゃったんだよね。

そうかぁ。

ふぅーっ。(深呼吸)

まずは、
生きていくのに
必ずくっついてくる
あれこれに

とにかく
「イヤイヤ」言ってる
この
私のことから。

「イヤだよね…」って。
「なんでだろうね」って。

耳を傾けてみようかなぁと思う。

ところで
今朝
長女(4才)が

「すきな〜こと〜
ばかり〜
ある〜ん〜だよ〜
すきな〜こと〜も〜
だいすきな〜こと〜も〜
ある〜ん〜だよ〜」

という
いつもの 
「好き」を連発する
自作の歌を
歌いながら
何やら紙にかいていた。

私のところにもってきて

「お母さんここに
かじょく(家族)
だいすきだよって、書いて」

というので
「わかったわかった」と
バタバタしながら
書いた。

そしたら、
それを大切におりたたんで

別室で
次男に
添い乳をする私のところに

「あけてみ」と
またもってきた。

開くと

「かぞく
だいすきだよ」と
書いてある。

私を見る
嬉しそうな
長女の顔。

「ああ〜この子は
本当にいいなぁ」と

「のびのび安心して
生きてるなぁ」と。

つくづく感じた。

長女はとにかく
好きと嫌いが
ハッキリしていて
「イヤなこと」は
「いやだ〜!!」と
ものすごい大声で
力強く拒否する。

「夜ご飯いやだ〜!!
お菓子だけ食べる〜!!」とかね(笑)。

こんなふうに
私も
「イヤだ〜!」が
言ってみたいよ。

それが
「正しい」かどうかは
おいておいて。

あれもこれも
「イヤだ〜!!」って
言い放ってみたいなぁ。

ああ、そうか。
いつの間にか
私。

「イヤー!!」
を封じてきたな。

自分に言わせてこなかった。

「今、私がイヤって言ったら
 回らなくなる」

「イヤって言ったら
相手が困る」

「そんなこと言ったら
大変なことになる」

いつ頃からだろう。

いつしか
自分の「イヤー!」は
後回し。

なかったことにしたり
置き去りにして
やりすごしてきたなぁ…。

でも、長女をみると
本当に楽しそうに
好きなことに熱中して
生きている。

少々、周りが困ろうが
「イヤーっ!!」と
言い放って
自分でい続ける。

それは、もう
清々しいほどに。

そうかぁ。
これか。
私が道に迷ったポイントは。

「イヤイヤ」期を
安心して
生きられなかったんだね。

そりゃ、そうだ。
4歳の私が
生きていた家族に
「安心」はなかったな。

険しい母の横顔がうかぶ。

「イヤだー!」とは
相手と自分に
境界を引くための行為。

あのときの
私には
境界が引けなかったね。

お母さんが大好きだったから
家族も大好きだったから
これ以上
困らせたり
哀しませたり
したくなかった。

この「イヤイヤ」を
安心して生きられなかった
小さな私が
ずっとここにいたんだ。

そりゃ、
自分と他人の境界が
うすいわなぁ(笑)。

愛を注ぐなら
ここだよね。

この
「イヤイヤ」って
ずっと言えなくて
根底でくすぶっている
私に、だよね。

これから
ここから。

だいじに
だいじにしようと思う。

「イヤだ!!」と
言っている自分のことを。

私が長女にしてきたように。

今度は
私が
「もう安心だよ」
「イヤだって言っていいよ」って。

今日から
いまから
私のことを
育てていこうと思う。