葉っぱ日記

日々のあれこれを。気づいたままに書いています。

まやかし。

「愛してる」感覚そのもので
生きてみようと試みて
ちょっと見えてきたこと。

私って、自他の境界線が
うす〜いから
ついつい
「私」に愛をむけるハズが。

「私」をくぎって
「私」を愛するよりも
目に見えるものすべて
自分の世界にあるものすべてに
愛を放射するような
そういう感覚で
「ただただ愛しいな」って
やっちゃう。

そうすると
ちょっと問題がある。

不快感とか
不安とか
迷いとか
イライラとか
寂しさとか
傷つくこととか
そういうのが
ホワーッと
薄れてしまう。

そして
生々しい感覚がうすらいで
ふんわりと
ただ、気持ちいいばかりになり
地に足がつかなくなる。

「生きている身体」を
置き去りにしそうになる。

哀しいを哀しいのまま
苦しいを苦しいのまま
迷いを迷いのまま
体験することが
出来なくなってしまう。

「そこにも愛を」って
やっちゃうと
ものすごい勢いで
それらは
別物になってしまう。

これってすごい魔法みたいだけど
どこかにまやかしを感じる。

こういうのは
前にもやったんだよね。
でも、これって
「逃げ」なんだよ、と
今回は早めに気がついた。

難しいな。
ただ、「愛する」だけのことが。

シンプルにやりたいと
想ってるんだけども(笑)。