葉っぱ日記

日々のあれこれを。気づいたままに書いています。

いいじゃない、すごく。

お茶碗を洗いながら
洗濯物を干しながら

過去の出来事を
くりかえし考えたり

未来の予測を
あれこれ思ってみたり。

これまで
当たり前にやってきたことが
いかに「重荷を背負う」ことだったのか。
複雑に生きてきたなぁと感じます。

呼吸に意識を
むけていくことで
だんだんと
「今を生きる」ということを
はじめています。

ただ、この「吐く」ということを
はじめから
終わりまで
たどっていくと

次の「吸う」がおきてきて
それを
はじめから
終わりまで
たどる

吐いて、吸って。
吐いて、吸って。

この波に
意識を寄せれば寄せるほど
だんだんと
心のあれこれは
静まり、過ぎ去っていく。 

「問題だ」と感じていたことが
季節とともに移ろう
葉っぱの一つのように
感じられることもあります。

実は
このところ長男が
体調をくずしたり
気持のバランスをくずしたり
揺れています。

それにあわせて
母親である私も
揺れていて

「何かまちがったかな」
「どうしたらいいんだろう?」
不安になり。

あわてて
なだめたり
すかしたり。

時には
思わず
叱ったり
駆り立てたり。

何もかもを
受けとめてあげられる
母親になりたいと
思ったその次に
「私が何とかしなくては」
とあれこれ言いたくなったり。

そのすべてを
反省し
反芻し
迷っている自分を
生きています。

こんな毎日の傍らで
呼吸はいつも続いていて

この私を
責めることも
駆り立てることも
なだめすかすことも
脇におき

『今の呼吸』に
ただ集中すると
ふと、
このままの私を
慈しみながら
包むような
感覚になったりします。

この
右往左往も
息子を愛しているからこそ。
今を精一杯
生きているからこそ。

そして
揺れる息子も
たくさんの「初めて」の中を
精一杯
生きているからこそ。

いいじゃない。
すごく
いいじゃない。

「いい」と
思えなくても
それもまた
いいじゃない(笑)。

ああ、そうそう
呼吸、呼吸。

このごろは、こうやって
「今」を暮らしています。