葉っぱ日記

日々のあれこれを。気づいたままに書いています。

『呼吸による癒し』

こんにちは。
いいお天気の週末でしたね。
紅葉もきれい。

週末は
地元のお祭りにいったり
家族でのんびりすごしました。

さて、このところ
ひたすら、意識を
今の「呼吸」にむけています。

今、読んでいる本。
『呼吸による癒し〜実践ヴィッパーサナ瞑想〜』
L.ローゼンバーグ著  井上ウィマラ訳

これが、また
すごくすごく面白くて。

もともと呼吸には
ものすごく興味があり
ヨガの実践などで
プラナヤマ(呼吸法)を
やったりしていましたが

この本をきっかけに
呼吸の奥深さと
それを意識することに
どハマリしています(笑)。

息を吐くときには
「吐く息〜」と心でとなえ
息を吸うときには
「吸う息〜」と心でとなえ。

時に
浅く吐いて
浅く吸い

時に
深く吐いて
深く吸い

ゆったりと
スムーズな時もあり

つまるようで
途切れそうな時もあり

ただ、そのままの息を
一つ一つ観察することを
意識の真ん中においてみる

面白いのです。

なんというか
たとえば
「嫌なことがあった」と
認識した、その時に
いつもなら
「あー嫌だ!」
「でも、それはそういうことじゃなくて」
「勝手に嫌なようにとらえてる私がいて」
「でも、普通に考えて嫌だよね」
「こういうあれこれがもう嫌だよね」って
どんどん思考して
やがてグッタリ疲れるんだけれど

その時に
「あ、思考してる」って気づいて
「ところで呼吸はどうなってるの?」って。

「吸う息〜」「吐く息〜」
あ、結構浅い

「吸う息〜」
あ、吸う息の時にちょっと
頭の奥がギュッてする
胸がギュッとする

「吐く息〜」
ちょっとだけ、目の奥が
ゆるむな

「吸う息〜」
お、浅いままだな

「吐く息〜」
あ、またさっきより
ちょっとゆるんでる

「吸う息〜」
ちょっと吸いやすい

…てな具合にね。
呼吸を、ひたすら追って。

これが、もう。
ただ、ひたすらやっていくと
やがて
勝手に呼吸が落ち着き 
身体の感覚が静まり
すべてが過ぎていき
静けさがやってくるんです。

もちろん
呼吸しながら
目を開けて
現実に
いろんなことに
対応してるんだけど
いつも
戻る場所は呼吸なのです。

いつも「呼吸」という
もどる場所がある。

いつも「呼吸」という
とても正直に
今の自分とつながれる場所がある。

これって
めちゃくちゃエキサイティング!

って。
子育てしつつ
家事しつつ
日々熱心に
呼吸を意識しつつ
自分に出会う
今日このごろです。